ああ 空は何も変わらず そこにいた

​​L’Arc~en~CielとLUNA SEAを愛するアラフォー既婚男性。所謂、大企業の総務部で働いているが給料も良くないので節約という名のドケチと会社の福利厚生を使い尽くす事に夢中。結果、30歳で1,000万円の貯金を成し遂げました。但し、好きなコトやモノに対してはケチらないので楽しいドケチライフを実践中。

私を構成する9枚(2022)

暇なのです。だから本当に久し振りに
ブログを書いています。

前回から、少しはコロナ禍から
良くなっているかなと期待していましたが、
残念ながら状況は変わらず、寧ろ
悪くなっている印象です。単純な感染者の
数に関しては…。ただ、ワクチンの接種が
進んではいますし、弱毒化して、元の
状況に戻ることを心から願います。
次、記事を書くときまでには…。

今、保育園が休園で、在宅勤務ですが
子どもの保育をしなければならず、
業務をしなくていい(有給休暇と同等扱い) 
のですが、子どもが2歳になり、
自分で絵本を読んだりプラレール
遊んだりと、一日中構っている必要がなく
暇ができたのでブログを書いてます(笑)。

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それで、定番だけど
今まで手を付けていなかった
私を構成する9枚を…。皆、中々9枚に
おさまらないと悩むと思いますが、
私もでした。

LUNA SEA/STYLE
私の中ではロックの聖典。曲順、
収録時間、収録されてるシングル
全てが完璧だと思っています。
唯一嫌いなのがアー写。特にRYUICHI氏が
老けて見えるのが何か嫌です(笑)。

②L'Arc~en~Ciel/True
ラルクの単曲としてはWhite Feathersが
好きですが、アルバムとしてはこれが
一番好きです。これはある意味①のLUNA SEA
対極で、私の中ではポップロック聖典
メロディの宝箱だと思っています。そもそも
LUNA SEAラルクってせいぜいメイクを
してる(た)のとESPとFenderとPearlが被る
くらいで、ロックバンドとしての立ち位置は
全く違うので、比較するのがおかしいし、
どちらが上でどちらが下もないと思います。

黒夢/LIVE AT 新宿LOFT
9枚の中で唯一のライブ盤。
私が子どもの頃にはライブビデオは
高く(今もライブ映像はCDよりも高いですね)、
CDのようにレンタルしてなかった
(少しレンタルしていたものもありましたが)
から、ライブって中々気軽に触れられなくて
貴重なものでした。武道館などの
アリーナクラスやドームを主戦場にできる
テレビのゴールデン番組に出ているバンドの
ライブ音源としては珍しいライブハウスでの
音源で、しかもライブの連戦で清春さんの
声が枯れているのが逆にかっこよく、私の
中ではロックバンドのライブ盤の聖典的な
1枚です。残念なのが、実際のライブから
かなり曲数をカットしているので、いつか
音源でも映像のどちらでも構わないので
是非、完全版をリリースして欲しいです!!

④PIERROT/パンドラの匣
このアルバムは音が悪いと言われますが
個人的にこの感じ、嫌いじゃないのです。
ギターの歪みは単調というか弱々しいし、
クリーントーンもこもって聴こえるので、
音が悪いのでしょうが、結果としてそれが
このパンドラの匣の世界観を際立たせている
印象を受けるのです。PIERROTは基本的に
コンセプトアルバムだと思うのですが、
全てのアルバムの世界観の前提が
この作品だと思います。

PENICILLIN/MISSING LINK
PENICILLIN=ロマンスの人が多分殆ど
だと思うのですが、私の印象は
このアルバム、インディーズ時代です。
鹿鳴館で失神者続出の連続ライブを
やったり、ミニ・アルバムをメジャーの
違う会社からそれぞれ流通したり。
何か物凄く「勢い」を感じたのですね。
4人では初のフルアルバムである今作は、
当時の勢いが凝縮されていて、BPMが速い
曲が多く、聴いていると気分が揚がりますね。
それと、HAKUEIさんの歌い方が実は
それ程までしゃくり上げてなくて意外と
聴きやすいのもポイントかなと思います。

⑥DEAD END/DEAD LINE
9枚の中では、ジャンル的には唯一のメタル、
ジャパメタなのでしょうかね??あまり
ジャンル分けに意味はないと思うのですが…。

このアルバムの思い出は、私がロックを
本格的に聴き始めた頃には既にプレミアが
付いていたのですが、都内にある
あるレンタル屋には在庫があり、友達が借りて 
CD-Rに焼いてくれたのですが、近年
そのレンタルショップが閉店したと聞いて
感慨深くなりました…。その後、DVD付きの
リマスタリングされた再販盤を買ったのですが
これも今はプレミアが付いているようで、
DEAD LINEはそれだけ魅力的なアルバム
だと思います。MORRIE様の独創的な
歌詞に酔いしれた思春期の思い出です。

⑦MASCHERA/悪徳の栄え
実は、これが中々決まらなかった
最後の1枚です。Michael JacksonのBADと
これのどちらにするか迷ったのですが、
直感でこちらにしました。このアルバム、
本当に暗いと思います。DIR EN GREY的な
暴力的、攻撃的、破壊的な暗さではなく、
(私の勝手なディルのイメージです…)
文学的な暗さとでも言いますか…。
そもそも、このアルバム・タイトルも
法学部の方や法律を勉強したことが
ある人は「おっ」と思うことでしょうし。
このアルバムもインディーズ故に音が
悪いのですが、それが暗さを際立たせている
印象です。サウンド的にはドラムとベースが
上手でグルーブ感を作り出していて、
ギターが一人でLUNA SEAをやっている
感じですね。そして、それに乗るボーカルの
上手いこと…。よく上手いのはあくまで
ビジュアル系の中でのことだと注釈が
付くことがありますが、MICHIさんは
本当に歌が上手いと思います。

ちなみに、このMASCHERAほど、
メジャーとインディーズで雰囲気に
差があるバンドもいないと思います。
LUNA SEAラルク黒夢も徐々に
変化をしていって、今から見れば
自然な変化だったと思うのですが、
MASCHERAのこのアルバムと
メジャー1stアルバムはとても同じ
バンドには思えないですね…。

QUEEN/グレイテスト・ヒッツ
私の母が大学生の時に追っかけていたのが
QUEENで、ロックを聴き始めた頃に
このアルバムを母から譲り受けました。
その後、全アルバムも聴いたのですが
正直QUEENはシングル曲が白眉過ぎて
これが一番好きになった感じですね。

正直、英語詩は英語が母国語ではないし
いまいちのめり込めないのは事実ですが、
QUEENの場合は更にフレディの歌詞が
彼の世界観そのもので難しいですね。

suede/カミング・アップ
個人的に洋楽は邦楽程聴かないのですが、
このバンドとQUEENは大好きです。QUEEN
ある意味胎教みたいなものですし、
そういう意味ではsuedeは自ら聴き始めた
洋楽なのでしょうね。このアルバムから
名コンポーザーでギタリストである
バーナードがいなくなっているのですが、
結果としてバンドのグルーブが増したように
感じるのですね。だからsuedeの中では
このアルバムが一番好きです。

ちなみに、洋楽でライブを見たことあるのは
QUEEN(+です。当然ですが…)、当時の彼女と
付き合いで乗り気しないで行ったEXTREME、
そして、このsuedeだけです。